犠牲者30人以上に 部隊突入し制圧
サウジアラビア東部の石油産業年アルホバルで29日起きた外国人居住区襲撃事件で、サウジ治安部隊は30日朝、武装グループが立てこもっていた建物に突入、人質を解放し、事件はほぼ1日ぶりに解決した。アラブ首長国連邦の衛星テレビ、アルアラビーヤによると、武装グループが人質のうち16人を殺害、17人が解放された。29日の襲撃時を含めると、犠牲者は30人以上になる。。。
人質に日本人は含まれていなかった。ロイター通信は、人質は約50人で大半を救出、武装グループの指導者ら複数を逮捕したと報道。
占領建物に邦人6人 全員無事退避
サウジアラビアの襲撃事件で、武装グループが立てこもった建物内に、日本人の2家族6人が取り残されたが、30日未明(日本時間同日午前)、サウジ治安部隊の誘導を受け、安全な場所に退避した。6人とも無事。
一方国際テロ組織アルカイダ傘下の「アルクッズ旅団」を名乗る組織が30日、米国人3人とフィリピン人2人、英国人とイタリア人、スウェーデン人各1人などを殺害したと声明を出した。
アルカイダ傘下のイスラム過激派とみられる武装グループは、最初に米石油大手「ハリバートン」の関連会社など欧米石油企業が入るビルを襲撃。ビルへの突入に失敗し、外国人らが多くすむ別の地区に移動した。手りゅう弾や機関銃を所持し、人質を盾に建物の6階部分に立てこもった。
居住区に侵入した際、住民にイスラム教徒かどうかを尋ね、イスラム教徒でない外国人を捜したという。
サウジ各誌によると、武装グループは襲撃後、外国人の遺体を車につないで引き回したり、切断したりした。。。
いつまでこんなことが繰り返されるんだろう。。。
?サウジアラビアの過激派
国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン氏のほか、米中枢同時テロ実行犯の大半がサウジ出身。サウジでは、スンニ派の中でも最も戒律が厳しいワッハーブ派が支配的で、一部宗教指導者がテロを扇動しているともいわれる。当局は過激派組織の壊滅に乗り出し、武装組織のメンバーを逮捕しているが、西部ヤンブーの石油関連企業施設での乱射事件や内務省を標的にした自爆テロなど、親米的な王室・政府の転覆を狙うグループやアルカイダ関連とみられる勢力による事件が頻発。治安が悪化しているイラクへの武装集団の流入も指摘されている。。。
このままお互いが矛を収めるわけには行かないのかな?最早話し合いの時期ではないのかなぁ。犠牲者を1人も出さないなんて無理なのかなぁ。。。人間て、本当に何と愚かな生き物なのか。。。