音楽って素晴らしい♪

 音楽だけのことを綴っているわけではありませんが、音楽の素晴らしさが伝えられたらと始めました。大きく路線が変わることもしばしばですが、どうぞ宜しくお願いします。

2004年05月

サウジ襲撃 人質16人を殺害。。。

4429d6f9.JPG
 犠牲者30人以上に 部隊突入し制圧

 サウジアラビア東部の石油産業年アルホバルで29日起きた外国人居住区襲撃事件で、サウジ治安部隊は30日朝、武装グループが立てこもっていた建物に突入、人質を解放し、事件はほぼ1日ぶりに解決した。アラブ首長国連邦の衛星テレビ、アルアラビーヤによると、武装グループが人質のうち16人を殺害、17人が解放された。29日の襲撃時を含めると、犠牲者は30人以上になる。。。

 人質に日本人は含まれていなかった。ロイター通信は、人質は約50人で大半を救出、武装グループの指導者ら複数を逮捕したと報道。

 占領建物に邦人6人 全員無事退避

 サウジアラビアの襲撃事件で、武装グループが立てこもった建物内に、日本人の2家族6人が取り残されたが、30日未明(日本時間同日午前)、サウジ治安部隊の誘導を受け、安全な場所に退避した。6人とも無事。

 一方国際テロ組織アルカイダ傘下の「アルクッズ旅団」を名乗る組織が30日、米国人3人とフィリピン人2人、英国人とイタリア人、スウェーデン人各1人などを殺害したと声明を出した。

 アルカイダ傘下のイスラム過激派とみられる武装グループは、最初に米石油大手「ハリバートン」の関連会社など欧米石油企業が入るビルを襲撃。ビルへの突入に失敗し、外国人らが多くすむ別の地区に移動した。手りゅう弾や機関銃を所持し、人質を盾に建物の6階部分に立てこもった。

 居住区に侵入した際、住民にイスラム教徒かどうかを尋ね、イスラム教徒でない外国人を捜したという。

 サウジ各誌によると、武装グループは襲撃後、外国人の遺体を車につないで引き回したり、切断したりした。。。

 いつまでこんなことが繰り返されるんだろう。。。

 ?サウジアラビアの過激派

 国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン氏のほか、米中枢同時テロ実行犯の大半がサウジ出身。サウジでは、スンニ派の中でも最も戒律が厳しいワッハーブ派が支配的で、一部宗教指導者がテロを扇動しているともいわれる。当局は過激派組織の壊滅に乗り出し、武装組織のメンバーを逮捕しているが、西部ヤンブーの石油関連企業施設での乱射事件や内務省を標的にした自爆テロなど、親米的な王室・政府の転覆を狙うグループやアルカイダ関連とみられる勢力による事件が頻発。治安が悪化しているイラクへの武装集団の流入も指摘されている。。。

 このままお互いが矛を収めるわけには行かないのかな?最早話し合いの時期ではないのかなぁ。犠牲者を1人も出さないなんて無理なのかなぁ。。。人間て、本当に何と愚かな生き物なのか。。。

サウジで外国人居住区襲撃。。。

2b2cf967.JPG
 10歳児ら16人死亡 アルカイダ系犯行声明。。。

 などと、今日の地方紙には載っている。

 サウジアラビア東部のアルホバルで29日、イスラム過激派とみられる集団が、石油関連会社の従業員などが住む外国人居住地区数箇所を同時に襲撃、ロイター通信によると、治安当局者は外国人7人を含む計16人が死亡したと語った。

 サウジからの報道によると、死者にはエジプト人の10歳の子供も含まれている。武装グループは複数の人質を取って外国人居住地区に立てこもり、うちレバノン人5人を解放した。

 国際テロ組織アルカイダ傘下の「アルクッズ旅団」を名乗る組織は同日、「イスラム教徒の富を奪う米国の会社を攻撃した」との犯行声明をウェブサイト上で出した。

 在サウジ日本大使館によると、アルホバルには日系商社やメーカーの関係者ら約100人の日本人が住んでいる。同大使館は、今のところ日本人が事件に巻き込まれたとの情報はないとしている。

 AP通信によると、戦闘服姿の4人が二箇所の石油会社事務所を襲撃。その後居住地区で治安当局と銃撃戦になり、住民を盾にして立てこもったという。襲撃は三箇所で起きたとみられるが襲撃グループの総数は不明。アルアラビーヤは、銃撃戦で過激派グループの5人も死亡したと伝えた。

 ペルシャ湾に面したアルホバルはバーレーンの対岸に位置し、石油関連施設が多い。殺害された外国人らは石油施設で働いていたとみられる。

 サウジでは5月1日、西部の都市ヤンブーの石油化学施設に4人の武装グループが押し入り、外国人ら7人を殺害する事件が起きるなど、イスラム過激派による外国人を狙った襲撃事件が増えている。。。

 アメリカに加担したと見られてもおかしくない日本。。。そろそろこの辺で行動をはっきりさせないと、犠牲者が出てからでは遅い気がする。

 実際にイラクで日本人フリー記者襲撃事件が起きてしまっているのだから。犯行グループは小川さんが日本人と分かった上で連れ去り、処刑した可能性がある。。。などと報じられていることもあるし、これ以上の犠牲者を出す様なことがあっては。。

惨事再び 政府に衝撃。。。

 自衛隊への影響否定 首相「勧告しており残念」とのタイトルが。。。

 政府は28日、イラクでの日本人フリー記者襲撃事件について「車両を炎上させており、物取りとは考えにくい」として、米英の占領統治に反対する勢力が外国人を狙った犯行との見方を強め、連合国暫定当局(CPA)など連絡を取りながら事件の正確な把握に努める。

 同時に再発防止のための渡航自粛要請や現地在住邦人の安全対策に関し、さらに取り組みを強化、南部サマワでの陸上自衛隊の活動は継続させる方針だ。

 小泉純一郎首相は同日夜、首相官邸で記者団に「以前からイラクには入らないでくださいと勧告していたので残念だ」と表明。自衛隊活動に関しては「安全面に十分配慮して支援活動しなければならない」と強調した。

 細田博之官房長官も同日午後の記者会見で、与党などで自己責任論が出ていることに関連して「最近の警告、避難勧告にかかわらず取材、人道活動をする人がいる。事件を大きな教訓にしないといけない」と指摘した。同時に「バグダッドへ行くと治安が悪いところがたくさんあるが、サマワは事情が違う。今回事件そのものが大きく関係するとは思っていない」と自衛隊活動には影響しないとの見方を示した。。。

 一方は野党では、「自衛隊撤退を」与党は「自己責任」強調。。。

 イラクの日本人フリー記者襲撃事件で、与党が28日、「自己責任」の必要性を強調する一方、野党ではイラクからの自衛隊撤退を求める声が相次いだ。

 自民当の中川秀直国対委員長は記者団に「報道の自由、移動の自由があり、法律でイラク行きを規制できない。注意して欲しいと呼びかけていたが、こういう結果になり残念だ」と指摘。同党参院幹部は「危険な場所に行ったのは自己責任であり、小泉政権への影響はない」と述べた。

 公明党幹部は「政府が行くなと言っている危険な所に行ったのだから自己責任だ」と強調。南部サマワで活動している自衛隊の撤退論に対し「事件の起きた場所が違う。まったく別問題だ」との認識を示した。

 一方、民主党の藤井裕久幹事長は記者会見で、自衛隊派遣の根拠になっているいらく復興支援特別措置法に触れ「非戦闘地域と戦闘地域を分けるような状況ではない」と自衛隊の撤退を要求。社民党の又市征治幹事長も会見で「日本人が狙われたとすれば、自衛隊派兵が大きな原因ではないか。イラクの現状はとても非戦闘地域と言えず、自衛隊を速やかに撤退させるべきだ」と述べた。

 共産党の市田忠義書記局長は「事件はイラク全土がますます戦場化させられていることと無縁でない。イラク特措法の前提が崩れ去ったいま、自衛隊をただちに撤退させることを求める」との談話を出した。

 自由。。。何もかも自由という言葉にがんじがらめにされてしまうけれど、国民の安全を保障するのも確か国の責任の一つだった気がするけどな。今朝になって、新たに一人の日本人とみられる遺体が発見されたと報じられていたけれど。。。

豪雨の死者計2000人に。。。

 カリブ海のドミニカ共和国とハイチの国境付近で23日発生した集中豪雨で、ハイチ政府は26日、同国南東部で土砂で生き埋めになった1千人以上の遺体が新たに見つかったことを明らかにし、両国での死者は計2千人近くに上った。ロイター通信が報じた。

 ハイチ側の死者は計約1660人、ドミニカ共和国側は南西部ヒマニ付近で是までに300人の遺体が収容された。

 AP通信は、ドミニカ共和国側ではなお約400人が行方不明と報道している。。。

 ハイチでは2月に軍事クーデターが発生し、アリスティド大統領が亡命。無秩序状態に陥ったため米軍のほか、フランスやカナダ、チリが舞台を派遣していたとあるけれど、米国防総省は26日、政情不安のハイチに展開している海兵隊の主力部隊約1900人を6月末までに完全撤退させる方針を明らかにしたのだとか。。。こういうことって、災害で不明になった様な人を救う役割は担っていないのかなぁ。。。?

 国連の安全保障理事会は8300人規模の治安維持部隊「国連ハイチ安定化派遣団」を6月1日からハイチに送る決議を採択しており、約一ヶ月間かけて治安維持活動を米軍中心の多国籍軍から引き継ぐ。。。と。あくまでも治安維持のためだけなのかなぁ?

『イラク武装集団 ロシア人技師ら殺害』

 地元紙からの引用になりますが。 

 『モスクワ26日共同』・・・ロシア外務省によると、イラクの首都バグダッド近郊のドラ発電所近くで26日、同発電所を建設しているロシア企業インテルエネルゴサービスのバスが武装グループに銃撃され、ロシア人技師二人と警護員とみられるイラク人二人の計4人が死亡、5人が負傷した。。。

 同社はイラク国内4カ所の現場で働く技師ら231人全員の引き揚げを決定。治安悪化により欧米企業の撤退が相次ぐ中、復興支援に重要な役割を果たしていたロシア民間人ほぼ全員が国外脱出することになり、イラク再建に大きな影響が出そうだ。

 バスには13人が乗っており、発電所の入り口で銃撃された。バグダッドの宿舎から出勤する途中でのテロを避けるため、発電所内の宿舎に移動するところだった。

 武装グループは、発電所をロシア企業が建設していることを知っていた可能性が高い。米英主導の有志連合に舞台を派遣していない国もテロの対象となる懸念がさらに拡大、6月末の主権移譲に向け治安対策の見直しが迫られそうだ。

 同社の技術者は4月に8人が誘拐され、5月にも一人が殺害、二人が誘拐された。誘拐後、いずれも間もなく解放されたため、有志連合の国民と誤って襲われたとの見方から、ロシア政府の避難勧告に応じず、イラクに残留する技術者が多かった。』

 おりしも、今朝から日本人報道関係者が乗った車が銃撃を受け、一人が亡くなったなどと報じられているけれど。

 また、『人権擁護団体アムネスティ・インターナショナル(本部ロンドン)は26日、世界の人権状況をまとめた2004年版の年次報告を発表し、「対テロ戦争」を柱とした米国の安全保障政策を「人権を犠牲にした上、治安を向上させていない」と強く批判した。

 アイリーン・カーン事務総長は声明で「(国際テロ組織)アルカイダの残虐な攻撃は人道に対する罪に値する。一方米国の人権侵害や先制攻撃主義は正義を傷つけ、世界をより危険な場所にした」と述べ、武装組織と国家の暴力の応酬が人権状況を悪化させているとの考えを示した。

 合わせて、日本の人権問題では、名古屋刑務所で発生した暴行事件に象徴される受刑者虐待、秘密主義的な死刑執行、難民申請者に対する対応の不備、ペルーのフジモリ元大統領に事実上の亡命を認めたことなどを挙げた。

 また、パウエル米国務長官は25日、記者団に対し、イラクへの主権移譲(6月30日)後のイラク駐留米軍について、「米司令官の下にとどまり、自らを守る為に必要なことを行う」と述べ、駐留米軍はあくまで米軍司令官の指揮下で行動し、イラク暫定政府の指揮命令は受け入れない方針を示した。

 ブレア英首相は25日、主権移譲後のイラク暫定政府が外国の軍事行動に対して「拒否権」を持つとの見解を表明したが、パウエル長官はこれに反撃、事実上「拒否権はない」との考えを示した。主権移譲後の軍事行動の指揮権をめぐっては、緊密な同盟国である米英両国の間でも見解の相違が浮き彫りになった。

 パウエル長官は、ブレア首相の発言に関する記者団の質問に対し、「イラク暫定政府の考えを考慮したい」と述べ、米国が暫定政府と政治的、軍事的なレベルで調整を図る方針を示した。しかし、「最終的に米軍が自らを防衛し、任務を遂行する場合、それがイラク暫定政府が望むことと完全に一致しなくても、米軍は米司令官の下で必要なことを行う」と言明した。』

 一体、何の為の主権移譲なんだろう?
プロフィール

まあちゃん

タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ