音楽って素晴らしい♪

 音楽だけのことを綴っているわけではありませんが、音楽の素晴らしさが伝えられたらと始めました。大きく路線が変わることもしばしばですが、どうぞ宜しくお願いします。

2004年05月

ドミニカ共和国で。。。

 大洪水に見舞われて、100人余りが死亡、1万人余りの人が家を失ってしまったのだとか。。。

 こうした災害を避けることは出来ないかも知れないけれど、24時間雨が降り続いたとのことで、降り続いた雨は各地に被害をもたらしたとのこと。

 救援物資ってこういうところにこそ使われるべきだと思うんだけど。。。確かにイラクも大変な状況下にあるのは分かるんだけど、ちょっと違う気がする。大変な状況に追い込んだのは一体。。。

 こうした、自然災害など予見出来る筈も無くて、家を無くしてしまった人はこれから一体。。。救援の手が一刻も早く差し伸べられます様に。。。

小泉訪朝の波紋 下

 核問題 抑止力主張の壁くずせず。。。

 核開発をめぐり米国と厳しくにらみ合い、日米を揺さぶろうとする北朝鮮。22日の首脳会談で北朝鮮の主張に切り込んだ小泉純一郎首相だが、米国の「敵視政策」や「先制こうげきの脅威」への自衛手段として「核抑止力強化」を正当化する主張の壁を崩すことはできなかった。

 「われわれも核を持とうと思っているわけではない」「米国が先制攻撃を言っている以上、核抑止力を持たざるを得ない」。金正日総書記は、完全核放棄に踏み切れば国際社会から幅広い支援獲得が可能になるという首相の再三の説得にも、核開発を正当化する姿勢を変えなかった。

 小泉首相は首脳会談後の会見で、金総書記が「核凍結」提案に関し「検証を伴うと言ったことを評価する」と話し、それなりの成果を引き出したとの認識を示した。会談に同席した藪中三十二・外務省アジア大洋州局長は「会談の半分ぐらいが核問題だった」と振り返ったが、金総書記が語った非核化や凍結に関する立場は昨年4月に北京で行われた米朝中三カ国協議以降、米国を「補償」論議に誘導するため北朝鮮が持ち出している主張にほかならない。

 今年4月の非公式訪中でも金総書記は胡錦壽国家主席に同様の説明をし「非核化」の最終目標堅持や六カ国協議進展への努力などに言及したことは国営朝鮮中央通信で報じられた。

 しかし、22日の同通信は日朝首脳会談で核だけでなくミサイル問題が取り上げられたことも一切伝えず、金総書記が「日朝関係改善が進展するかどうかは日本の同盟国がどのような態度と立場を取るかにかかかっていると述べた」と紹介、米国をけん制した。

 日本を取り込み、六カ国協議の枠組みで米国を孤立化させ、完全核放棄の強硬姿勢を軟化させようとのシナリオは明白だ。

 金総書記は曽我ひとみさんの夫ジェンキンスさんの帰国問題をめぐり、小泉首相に直接説得するよううながした。「脱走兵」だったジェンキンスさんの処遇に厳しく対応する米国の姿勢を承知の上で、首相の対米仲介者としての役割を試そうとしたようにも映る。

 北朝鮮に「対話と圧力」で臨むとしてきた日本から「圧力」のトゲを抜き去り、小泉首相の肩越しにブッシュ大統領を見据える金総書記。6月末までの開催で合意している第三回六カ国協議までに日朝国交正常化交渉が再開された場合、米朝の駆け引きのはざまで日本は難しい判断を迫られる可能性がある。。。

 拉致問題を小出しにして人質を解放するやり方。。。問題解決の糸口は見つかるのだろうか。。。どうかご無事でと祈るしかないのかな、私たちは。。。

もう、土曜日の新聞になるけれど。。。

 『イラク人虐待』 『禁忌の豚肉や酒強要』 『イスラム教非難強制も』 などと書かれている。そのまま引用させていただきます。

 『21日付けの米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、イラク人虐待問題の米軍による内部調査文書と写真などを入手し、収容者がイスラム教徒にとっては禁忌とされている豚肉と酒類や、トイレに投げ入れた食べ物を飲食するよう強要されたことなど新たな虐待の実態を詳細に伝えた。

 米軍による虐待行為が、肉体的な暴力だけでなく、宗教的、性的な側面にまで及び、収容者の身心を極限に追い込んでいたことを浮き彫りにしている。国防総省スポークスマンは、証言について調査中としている。

 同紙が入手したのは、旧アブグレイブ刑務所で昨年10月ごろに虐待を受けたイラク人13人に対し、米軍が今年1月中旬に行った調査の文書で65ページに上る。

 それによると、米兵は収容者の食事をトイレに投げ入れた後、「食べろ」と命令。ある男性は息子の前で裸にされ、息子は屈辱のあまり泣き叫んだという。

 別の収容者は女性の下着を身に着けるよう強要され、米兵通訳が15~18歳とみられる少年をレイプ、女性兵士がその場面を写真に撮るのを目撃した。

 ある収容者は、米兵に「おまえは何を信じるのか」と聞かれ「(イスラム教の神)アラー」と答えると、米兵は「おれは拷問を信じる。だからお前を拷問する」と言われ、暴行を受けたという。イスラム教徒にとって神聖な期間であるラマダン(断食月)の間も虐待が行われた。

 また、同紙が入手した写真では、頭部に袋をかぶせられ、後ろ手の状態で床に転がされた数人の収容者に米兵が拳で殴りかかろうとしている場面などが撮影されていた。』

 一体何の為に?

 『また、イラク駐留米軍は21日、米兵によるイラク人虐待事件の舞台となった首都バグダッド西方の旧アブグレイブ刑務所で拘束していたイラク人の一部を釈放した。米CNNテレビによると、この日の釈放者は400人以上で、第一弾が数台のバスで旧刑務所を出発した。

 虐待事件の発覚によりイラク国内で強まる米軍への反発を和らげるため、米軍は約300人を釈放すると発表。すでに14日に一部が釈放されたが、さらに数を増やしたとみられる。

 拘束施設の米軍側責任者ミラー少将は8日、旧アブグレイブ刑務所の拘束者を1500-2000人規模に削減する方針を示している。

 米軍は昨夏に旧アブグレイブ刑務所施設を接収して以来、イラク人を反米活動への関与などの疑いで次々に拘束し、約6000人を旧刑務所に収容。はっきりとした理由も告げないまま拘束を続ける米軍に、イラク人の怒りが高まっていた。』

 一体、どこに目的があるんだろう。戦争が正しいなんてことは有り得ないと思うけれど。。。矛を収めることは出来ないのだろうか。

小泉訪朝の波紋 上として。。。

 朝青龍が3場所連続優勝を決めた翌朝の新聞の一面にはこんなコラムがあった。

 集中砲火 全カードを切った首相と題して、22日夜。小泉純一郎首相は北朝鮮再訪問から帰国後、羽田空港からその足で都内のホテルで開かれた拉致被害者家族会に対する説明会に出席した。

 質疑は、北朝鮮が「死亡した」などと伝えた横田めぐみさんら安否不明者問題に集中。「金正日総書記は『白紙の状態で再調査したい』と言っている、政府として皆さんと協力して調査に臨む」

 首相はそう説明したが、家族会側は「プライドはおありか。二回も金正日総書記にだまされているのに平気な顔をしている」などと集中砲火を浴びせた。

 さながら首相の”糾弾集会”となった説明会の雰囲気に、政府筋は「金総書記の言質は取った。あそこまで家族会に批判されなければならない結果か」と不満をあらわにした。

 確かに北朝鮮が「普通の国」であればトップの言葉は重い。しかし、前回2002年9月の日朝首脳会談以降の北朝鮮側の反応をみても、家族会側が強い疑念を持つのも当然。両首脳が署名したはずの日朝平壌宣言でさえ、今回の首脳会談であらためて履行を迫る必要があったぐらいだ。

 その上、今回の首脳会談で、小泉首相は25万トンの食糧援助経済制裁法の発動見合わせ、国交正常化交渉再開に向けた協議入りと、北朝鮮が望んでいたあらゆるカードを切った。政府高官は「北朝鮮がきちんと安否不明者の再調査をしなければ、金総書記の発言を持ち出す」と指摘するが、今後の「カードなき対北朝鮮外交」の展望は開けていない。

 一方、国内の反応と違い、「金総書記によくあそこまで言わせたと関係国は評価している」と外務省幹部は強調する。

 川口順子外相は日朝首脳会談後、直ちに米国、中国、ロシア、韓国の外相と電話会談。外務省によれば、「有意義な訪問だった」(パウエル米国務長官)、「拉致、核問題に意味ある成果を挙げた」(韓国外交通称相)などいずれも好意的に受け止めた。海外にめを移せば、少なくとも批判一色ではないというのが実態だ。

 ただ関係国の評価の背景には、大量破壊兵器の拡散防止の観点から、核開発問題には関心があるが、拉致問題は基本的には日朝二国間の問題という意識がある。それだけに拉致問題、特に安否不明者の真相解明がどこまで進むかは、ひとえに日本外交の力量、小泉首相の手腕が問われる課題だ。

 と地元紙に載せられていました。拉致されたのは、日本人だけではないと思ったけれど、何か、「あんたら、勝手にやりいな」みたいなことだったのかな?核問題と拉致問題。。。一緒には行かないとは思うけど。。。一日も早く解明されて欲しい。

帰って来たのは2家族のお子様たちだけ。。。

 確かに曽我さんの旦那様の立場としては日本へ渡るということが色々難しい事情もあって、今回の帰国には至らなかったけれど、お二人のお嬢さんたちも、どうやら日本へは渡りたくない。といった感じを受けたけど、それにしても気丈なのは曽我さん。他の人たちを気遣って本当に凄いと思った。

 米軍を脱走したのだから、罪に問われることになるのだろうか。曽我さんのご主人は。この辺の事情というのが私にはまるでわからないけれど。。。何とかご家族が一緒に住むことは出来ないのかなぁ?

 不明とされる10人についても、再調査が開始されるということだったけど、それがどの変まで追及されるのか、また真相は藪の中へいってしまった感が否めない。

 無事だった人はいい。でも安否さえ確認出来ていない人がまだまだ居ること。ご家族の思いも怒り頂点に達しているのでは?
人の命の重さを一体。。。?それにしても私たちが住む日本にはこんな危険性があるなんて、一体誰が考えただろう。。。
プロフィール

まあちゃん

タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ