音楽って素晴らしい♪

 音楽だけのことを綴っているわけではありませんが、音楽の素晴らしさが伝えられたらと始めました。大きく路線が変わることもしばしばですが、どうぞ宜しくお願いします。

2004年06月

『自衛隊一点張りでいいか』

2a821113.JPG
 今日の新聞の社説欄に、『イラク支援』というタイトルで、こんなことが述べられていましたのでそのまま引用させていただきます。

 『予定通りなら、きょう、イラクの主権はにぎにぎしくイラクに移譲されるはずだった。

 1年3ヶ月にわたる占領から解き放たれたイラクの歓呼と、国際社会の祝福に包まれる。米英にはそんな期待もあったに違いない。極度に悪化した治安が、そうした政治的思惑をすべて吹き飛ばした。

 それでも、イラク人によるイラク再建が曲がりなりにも歩み出した。先行きは多難としか言いようがないが、新憲法に基づく政府が発足するまでの道筋を誤らせるわけにはいかない。イラクの破綻は世界の不安定につながるからだ。

 そういう意味で、日本政府がいち早く暫定政府を承認したことは当然だろう。その一方で、自衛隊の多国籍軍参加を持ち回り閣議で決めた。憲法上の質疑は素通りしたままである。

 一連の発言を聞くかぎり、小泉首相の念頭には、イラク復興支援は米国と足並みをそろえることしかないようだが、そうではあるまい。本当に「日本に相応しい支援策」を練り直す必要があるだろう。

 そもそも、主権移譲の式典さえままならない混乱の原因がどこにあるのか。米国が開戦の大義とした大量破壊兵器も、フセイン政権と国際テロ組織とのつながりも、いまや「根拠なし」とみるのが常識になりつつある。先制攻撃は国際社会に深刻な亀裂を生んだ。占領下での力の行使は多くの一般人を巻き込み、反米感情を増幅させた。

 こうした米国の力づくの単独行動が、国際社会が一致してイラク支援に取り組めない状況を作り出し、テロを招き寄せる結果になったのではないか。

 まずは、開戦、占領の誤りと失敗を米国が認める。それがなければ、独仏を含めた国際協調態勢を整えるのはむずかしいだろう。小泉首相は、ブッシュ大統領に説き、独仏にも働きかけるべきだ。緊急課題の治安回復のカギはここにある。

 暫定政府のアラウィ首相は主権移譲演説で、日本に感謝の意を表明した。外交辞令ばかりではないだろう。たしかにサマワの自衛隊に対する期待は小さくない。派遣隊員の努力もあるだろう。同時に、過去に日本が非軍事分野で協力してきた“貯金”が生きていることを忘れてはならない。

 非軍事こそ日本の得意とするところだ。行政機構の建て直しや、経済復興のための技術者養成など、イラク自立のための支援策はいくらでもある。巨額の拠出金の生かし方も早急に詰めたい。首相は自衛隊一点張りの狭い視野から抜け出すべきだ。』

 どうでしょうか?自衛隊に拘る首相。なぜ、そこまで?と思えてならないのですが。

『イラクに主権移譲』

cd60cffa.JPG
 『急きょ2日前倒し 前政権崩壊から15ヶ月』というタイトルが新聞のトップに。そのまま引用させていただきます。

 『武装勢力の妨害を避けるため隠れるように主権移譲したことに象徴されるように、最大課題である治安回復に向けた暫定政府の前途は多難だ。

 昨年4月9日のフセイン独裁政権崩壊から焼く1年3ヶ月続いた米国主導の占領統治は法的に終了、イラクはイラン・イラク戦争、湾岸戦争、イラク戦争と3回の戦争で荒廃した国家の再建に踏み出した。

 アラウィ首相は「歴史的な日だ」と宣言、イラク人が直接選ぶ国民会議選挙を来年1月2日に行うと表明した。ヤワル大統領も「すべてのイラク人が待ち望んだ日だ」と歓迎した。

 アラウィ首相は宣誓後の演説で「彼ら(武装勢力)と闘い、駆逐する」と強調したが、国際テロ組織アルカイダとの関係が指摘されるアブムサブ・ザルカウィ氏らや旧政権支持者の武装勢力はイラク混乱を目的に、攻撃を激化させている。』

 また、正式政権へ課題山積として、書かれた解説には、

 『イラクは連合国暫定当局(CPA)からの主権移譲を受け、2005年末までの正式政府発足に向け、最初の一歩を踏み出した。だが、武装勢力の妨害を警戒して主権移譲式典をひっそりと行ったこと自体、混乱を極める治安状況を物語っている。治安や経済の回復など難題は山積しており、正式政権への道のりは険しい。

 バグダッド市内に電力を供給する発電所で復旧事業に携わっていたロシア人技術者らは武装勢力の相次ぐ攻撃で撤退、既に気温が40度を上回る中、市内では1日の大半が停電状態だ。

 失業率は7割を超え、主要な復興財源を生むはずの石油関連施設も、武装勢力によるパイプラインの相次ぐ破壊で、まともに機能していない。

 暫定政府の各省庁には今後も約200人以上の米英人顧問が残留、影響力を行使することに変わりはなく、多くの市民は「事実上、占領が続いている」と感じている。

 1930年代の王政時代以来、歴代指導者が執務してきたバグダッド中心部の旧大統領宮殿も、占領当局だったCPA本部に代わり、今度は900人規模の巨大な米大使館として使われる。

 治安や経済の回復に展望は見えておらず、大半の市民は連日のテロで「アラウィが首相になってから逆に治安が悪化した」(バグダッドの商店主)と感じている。

 暫定政府が国民に対し、早急に結果を示すことができなければ、国民の期待や信頼は一気に失われることになるだろう。』

 早急に。がダラダラと。になってしまった感がある。いつも苦しめられるのは市民ばかり。何とか自律の道を探って欲しい。

『イラク 同時テロ69人死亡』

 『5都市警察署など標的』 というタイトルが、地元紙の一面に。そのまま引用させていただきます。

 『イラク北部モスルやバグダッド、中部バクバなど計5都市で24日午前(日本時間同日午後)、警察署などを狙った自動車爆弾攻撃や、武装勢力による攻撃が相次ぎ、同国保健省によると少なくとも計66人が死亡、200人以上が負傷した。AP通信は、このほか米兵3人が死亡したと報じた。停戦が成立している中部ファルージャでも、米軍と地元武装勢力の間で先頭が発生した。。。

 駐留米軍のキミット准将は「各地で強調したような攻撃が起きた」と述べた。准将によると24日正午までに、各地の攻撃はほぼ沈静化した。

 AP通信によると、国際テロ組織アルカイダと関係が深いとされるアブムサム・ザルカウィ氏が同日、バクバでのでの襲撃を認める犯行声明をウェブサイトに掲載。一方で米軍高官は、旧フセイン政権の支持勢力による攻撃との見方を示した。

 モスルの警察署前では少なくとも4発の自動車爆弾が爆発し、保健省によると44人が死亡。バグダッドではイラク治安部隊を狙った自動車爆弾が爆発した。

 バクバでは警察署が一時占拠され、イラク治安部隊と戦闘を展開。米軍は武装勢力が潜んでいるとみられる家屋を精密誘導爆弾で空爆した。

 ファルージャでは米軍ヘリコプターが攻撃を受け、緊急着陸したが、死者はなかった。中部ラマディでは警察署などに迫撃弾が撃ち込まれた。。。

 これに関連して、主権移譲後のイラクの治安情勢をめぐり、中東地域の複数の日本大使館が、イラクに入国した外国人テロリストグループは4000~5000人に上るとの情報を挙げたうえで「すぐに治安が回復するとは考えられない」との報告を政府に寄せていることがわかった。政府関係社が、23日、明らかにした。

 政府は多国籍軍への自衛隊参加を決めたが、今後の自衛隊活動の安全確保にも微妙な影響を与えそうだ。

 報告はテロリストグループがサウジアラビア、ヨルダン、シリア、イランなど周辺国からイラク国内に入り、活発に活動していると紹介し、これが治安が回復しない要因だと指摘。この中には、米中枢同時テロを起こした国際テロ組織アルカイダの関係者も含まれているとしている。

 さらに、イラクの国民には反米感情が強く、テログループが入り込む環境が保たれているとの見方を示すとともに、駐留米軍だけでなく暫定政権や警察などにかかわるイラク人がテロで殺害されていることから、対米強硬姿勢をみせる一部のシーア派勢力ではなく、外国勢力によるものと分析している。

 ただ、こうした大使館からの報告に対し防衛庁幹部は、陸上自衛隊が活動しているイラク南部サマワ周辺の治安情勢について「反米感情は強いが、部族社会が残っており、外国勢力が入り込む可能性は極めて低い」と分析している。

 不気味な“警告”
 日韓人質事件で明暗。。。イラク駐留部隊の規模も違う。

 南部サマワにいる陸上自衛隊が550人規模なのに対し、韓国軍は派遣済みの部隊に政府が追加派兵を決めた3000人を加えると3600人。この数は米英に次ぎ3番目の規模。追加派兵部隊は治安維持活動を担うとみられており、この大量派遣を武装勢力が「問題視」した可能性も高い。

 連合国暫定当局(CPA)関係者は、ザルカウィ氏が指揮しているともされる一連の人質殺害について不気味な“警告”を発している。

 「(今月末の主権移譲を機に)有志連合から移行する多国籍軍の結束にくさびを打ち込むため、さらにテロの対象を拡大するのではないか」』

この先、一体どういうことになるんだろう。。。?

サマワ避難民生活。。。

 というタイトルで、今日の新聞の随想欄に紹介されていましたので、引用させていただきます。

 橋田信介氏と小川功太郎氏が非業の最期を遂げた一ヶ月前に話を戻す。

 不肖・宮崎は元気一杯でも一応、避難民であった。しかも我が同胞、550人もの武装戦闘集団の懐に抱かれて、外の世界からは信じられないほど枕を高くして眠れるのはいいことやったが、20人以上もの避難民兼報道陣と団体生活を強いられていたのである。

 当たり前である。我々は避難民、しかも自衛隊の保護下である。昼間で眠りたいだの、冷えたビールをくれなどと言える立場にはなかったのである。コンテナハウスに3人も詰め込まれて寝るのも、突如上空から降ってくる迫撃砲弾対策のためなのである。

 初めての砂漠の上でのコンテナ生活。人を出し抜くことが好きな職種の団体生活、建前上カメラもペンもパソコンもインマル(衛星電話)も自由に使えるのに、やってはならぬ取材活動、慣れないどころか貴重な経験であった。

 第一シャバにいる時は不摂生の見本みたいな生活、成人病へまっしぐらの食生活を送っている我々が朝6時半に目覚め、栄養バランスバツグンの三度の食事をきちんと摂り、シャワーどころか「サマワ温泉」と名付けられた風呂にも毎日入れ、昼寝も自由、毎夕医療班が往診にも来てくださり、ちょっとした下痢、かすり傷でも親切に治療してくださる。しかも女性自衛官であられる川上一尉が相談に乗ってくださる。そして11時には消灯。どんなに体力が余っていても不思議とたちまち熟睡である。これらすべてタダである。

 ただし不自由しているものもあった。酒である。風呂上りに飲めるのは、ノンアルコールビールだけ。まあこれで酒が自由なら東京の生活と変わらなくなる。

 かくして一週間もシャバから離れてすっかり健康体にもどりつつある避難民たちであった。(みやじま・しげき=フリーカメラマン)。。。

 何だかな。何の為の避難かな?なんて思わなくも無いけれど、こうして滞在を続ける人も居るんだ!と驚きました。。。

 

『バグダッド 自爆テロ35人死亡』

 『118人負傷 軍入隊志願者狙う』 などという地元紙のタイトルが目を惹いたのでそのまま引用させていただきます。

 『イラクの首都バグダッド中心部にあるイラク軍兵士募集事務所ゲート前で17日午前9時(日本時間同日午後2時)ごろ、自動車を使った自爆テロがあり、保健省当局者によると35人が死亡、118人が負傷した。新生イラク軍の編成を妨害し、今月30日の主権移譲を前に社会不安をあおろうとする反米武装勢力の攻撃とみられる。

 主権移譲に向けたテロを警戒し、イラク駐留米軍は主要施設の警備を強化しているが、6月に入り、二人の暫定政権高官が暗殺されるなど、反米武装勢力の活動は逆に活発化。米軍の協力者とみなされているイラク警察や軍、外国人の民間業者、石油施設への攻撃も多発しており、治安悪化がますます顕著になってきた。

 現場を訪れた暫定政権のアラウィ首相は「卑劣な攻撃だ」と非難、「今後も攻撃は激化するだろう」と語った。

 軍関係者によると、大型四輪駆動車がゲートに近づき爆発した。ゲート前には約100人の応募者が並んでいたという。米軍高官は。犠牲者に応募者は含まれておらず「ほとんどは近くでバスから降りた人だった」としているが、現場の警官や目撃者は応募者も爆発に巻き込まれたと話している。

 保健省当局者は、死傷者はさらに増えるとの見方を示し、AP通信は負傷者が138人に達したと報じた。

 今月末の主権移譲を前に治安の不安定さを印象づけようとする反米武装勢力が、今後も攻撃形態をを多様化し、攻撃対象を拡大することをいとわないとの意志を明確にしたと言える。

 戦後復興が遅々として進まないイラクでは失業が深刻。日常的に反米武装勢力の攻撃対象になっているイラク軍は極めて危険な職場だが、収入を求めてやむなく応募する人ばかりだ。

 「犠牲者に米兵はおらず、イラク人ばかり。なぜ罪のない人々を無差別に狙うのか」近くのヤルムーク病院で患者名簿をまとめていた病院職員はやりきれない表情で声を張り上げた。』

 6月も早、後半に入り、主権移譲の日も一歩一歩近づいてくるというのに、いつまでこうしたことが繰り広げられるのだろう。。。同じ人間同士なのに。
livedoor プロフィール
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ