8月21日付地元紙『正平調』では、沖縄で起こった航空機爆発事故に関連して、こんな風に述べられていたので、そのまま引用させていただきます。
『航空機に「脱出90秒」のルールがある。事故の際、すべての乗客乗員が90秒以内に機外へ逃げられる。これが航空機に課せられた世界共通の基準という◆事故の衝撃で開かない扉も出る。だから、いくつかの扉が使えなくても90秒で緊急脱出できるのが前提である、扉を開けると、圧縮空気で滑り台のような脱出装置が飛び出す。これに要するのがざっと10秒。残り80秒が生死の分かれ目といえる◆沖縄・那覇空港で、中華航空の旅客機が炎上した。すさまじい炎と煙である。たくさんのけが人が出たのでは、いや犠牲者も・・・と不吉な思いにかられた。第三次にならなくてなによりだが、乗客の話を聞けばかなり危ない状況だったようだ◆着陸して「ベルト着用」のサインが消えると、機内にホッとした空気が漂うものだ。乗客がエンジン部分の火災に気づいたのは、そのときだった。だが、扉が開き、膨らんだ脱出装置から機外へ。爆発、炎上はその直後だから、まさに90秒の脱出である◆エンジン火災の場合、火元を風下にして機体を止める。これが緊急時の基本と聞いた。偶然だろうが、今回の中華航空機でもttも激しく燃えたのは、風下側のエンジンのようだ。もしも風上側だったら、そして爆発がもっと早かったら・・・と想像するとぞっとする◆駐機場の航空機が燃えた事故は、記憶にない。空の旅への信頼を損なう火災であり、原因を徹底して究明してもらいたい。同時に、「脱出90秒」に問題がなかったのか、今後に活かす詳しい分析も欠かせない。』
命からがら。とはこのことだったと思う。乗客、乗員に怪我は無かったと聞いて本当に良かったと思う。ただ、消火作業に当たられた方が熱中症で倒れたとのこと。猛暑の中での消火作業は困難を極めたと思う。原因が見つかり、是非今後に活かして欲しいと願うばかり。
『航空機に「脱出90秒」のルールがある。事故の際、すべての乗客乗員が90秒以内に機外へ逃げられる。これが航空機に課せられた世界共通の基準という◆事故の衝撃で開かない扉も出る。だから、いくつかの扉が使えなくても90秒で緊急脱出できるのが前提である、扉を開けると、圧縮空気で滑り台のような脱出装置が飛び出す。これに要するのがざっと10秒。残り80秒が生死の分かれ目といえる◆沖縄・那覇空港で、中華航空の旅客機が炎上した。すさまじい炎と煙である。たくさんのけが人が出たのでは、いや犠牲者も・・・と不吉な思いにかられた。第三次にならなくてなによりだが、乗客の話を聞けばかなり危ない状況だったようだ◆着陸して「ベルト着用」のサインが消えると、機内にホッとした空気が漂うものだ。乗客がエンジン部分の火災に気づいたのは、そのときだった。だが、扉が開き、膨らんだ脱出装置から機外へ。爆発、炎上はその直後だから、まさに90秒の脱出である◆エンジン火災の場合、火元を風下にして機体を止める。これが緊急時の基本と聞いた。偶然だろうが、今回の中華航空機でもttも激しく燃えたのは、風下側のエンジンのようだ。もしも風上側だったら、そして爆発がもっと早かったら・・・と想像するとぞっとする◆駐機場の航空機が燃えた事故は、記憶にない。空の旅への信頼を損なう火災であり、原因を徹底して究明してもらいたい。同時に、「脱出90秒」に問題がなかったのか、今後に活かす詳しい分析も欠かせない。』
命からがら。とはこのことだったと思う。乗客、乗員に怪我は無かったと聞いて本当に良かったと思う。ただ、消火作業に当たられた方が熱中症で倒れたとのこと。猛暑の中での消火作業は困難を極めたと思う。原因が見つかり、是非今後に活かして欲しいと願うばかり。