音楽って素晴らしい♪

 音楽だけのことを綴っているわけではありませんが、音楽の素晴らしさが伝えられたらと始めました。大きく路線が変わることもしばしばですが、どうぞ宜しくお願いします。

2008年12月

『クラシック鑑賞の道案内』

 今日付け地元紙で見つけたこんな見出し。更に『丹波の急逝 愛好家 家族が評論集出版』とある。そのまま引用させていただきます。
 
 『約1年前に急逝した丹波市の男性が残したクラシック音楽の評論が、家族によって本にまとめられた。ホームページ上に親しみやすい表現で音楽の魅力をつづり、愛好家の間で話題を呼んだ約8百編の評論が、上下巻に収められている。
 
 評論をつづっていたのは、同市柏原町大新屋の故由良博英さん。

 博英さんは、兄の高校教諭繁久さんの影響で、小学生からクラシックに親しんだ。「ゆらむぼ」の名前で、パソコン通信の掲示板や自身のホームページ「ゆらむぼの部屋」に、作品の乾燥を掲載。ほかの愛好家たちとおすすめのCDを紹介し合うなど、盛んな交流を続けた。

 昨年11月、くも膜下出血により45歳で急死。“ゆらむぼファン”から惜しむ声が次々と寄せられ、家族が足跡を残そうと出版の準備を進めてきた。
 
 編集を担当したのは繁久さんで、文章はほぼ原型のまま掲載。博英さんが特に好きだったというブラームス、ドボルザークをはじめ、約60人の作曲家の解説のほか、コラムや閲覧者からのメッセージも収めた。本の題名は、博英さんが使っていたコーナー名の「ゆらこめ(ゆらんぼのコメント)」とした。

 交流のあった人たちからは、一周忌に花などが届いたという。繁久さんは「今も思ってくれる人がいて、弟は幸せ者。クラシック鑑賞の道案内になれば」と話している。上下巻各1500円(税別)。収益は震災遺児らを支援するあしなが育英会に寄付する。問い合わせは神戸新聞総合出版センター ?078・362・7140   (太中麻美)』

 45歳で他界。という数字にも驚いてしまう。そして、収益をあしなが育英会に寄付というのにも頭が下がる。クラシックのいわば参考書みたいな本は是非とも手に入れたい。

 主観、客観。色々だけど、参考になると思う。『道案内』というところが素晴らしい。
 
 遅くなりましたが、改めてご冥福をお祈りします。

『大量倒産時代到来か』

 という見出しは今日付け地元紙の総合欄。『局面断面』というコーナーで扱われていましたので、そのまま引用させていただきます。

 『■日銀短観 景況感悪化

 日銀が15日発表した企業短期経済観測調査(短観)は景況感が急速に悪化していることを裏付けた。企業の資金繰りは苦しくなるばかり。国の信用保証や地方自治体の窓口には融資支援を求める中小業者が詰め掛けている。受注急減と銀行の貸し渋りにあえぐ経営者の姿は、大量倒産時代の到来を予感させる。

 国の融資支援窓口に殺到

 受注蒸発

 JR蒲田駅近くにある東京都大田区の経営相談窓口。資金繰りの相談に来る経営者が急増し、整理券を配っている。
 
 訪れた中小企業経営者の多くは「9月から急に売り上げが落ちた」(電気部品卸会社)と語る。仕事が次第に減り在庫が積み上がっていく通常の景気悪化と異なり「突然受注が蒸発した」(経済産業省幹部)というのが実感のようだ。

 この1ヵ月で国の信用保証に関する相談を約15百件、借金の利子分を大田区が3年間負担する独自の支援制度の相談を約2千件受け付けた。通常の窓口だけでは足りず、廊下にも机やいすを置いて対応している。

 大田区の建設資材業者は「銀行に以前から借りている分が返済できていない。追加融資を申し込んでも貸してくれないよ」と嘆く。マンション販売やオフィスビルの需要が好調だった2年ほど前に比べ、売上高は4割ほど落ちている。

 態度急変

 自動車部品会社の役員も「自動車メーカーが減産に走っているから部品業者がばたばた倒れようとしている」。15人の社員も不安な日々を送っている。

 金属加工や機械部品などの下請け工場が集中する大田区の製造業は約4千7百社。従業員9人以下の業者が約8割を占める。「経営者が一番困っているのは、金融機関の態度が急に変わったことだ」(東京商工会議所幹部)という。
 
 貸し渋り批判にさらされる銀行も、市場混乱と景気悪化による焦げ付きで損失が膨らんでいる。

 「取引先の突発的な破たんは絶対出すな」。ある大手行は、本店の融資部門や支店にこう号令をかけた。

 決算期末まであと3ヵ月余り。「いまから利益を拡大する策はない。あとは損失を徹底的に抑えるだけ」(大手行幹部)。優良不動産など担保を十分に差し出すか、国や自治体の保証を使うか。守りの姿勢を固める銀行から融資を引き出す手段は限られている。

 命綱

 政府が中小企業の資金繰り支援のため10月末に新設した6兆円の「緊急保証制度」の適用額は、先週末までに約1兆8千7百億円(約7万7千件)に上った。11月下旬からは連日1千億円前後の利用があり、中小企業の命綱になっている。

 同制度を申し込んだ大阪市生野区の青果卸業者は「食材関連は不況に強いとされてきたが、家計引き締めが食費にまで影響してきた」とみる。

 建設、不動産から始まった不況の波は、金融不安や輸出減少で製造業、小売業、サービス業に一気に広がった。「業績が悪化している会社にお金は回らない」(東京商工リサーチ)。日銀短観では大企業、中小企業とも、資金繰りが苦しくなっていると判断する企業が増えた。
 
 企業の資金繰りは来年3月に年度末のヤマ場を迎える。大阪市の鋼材販売会社社長は「9月以降の売り上げは前年同期の6割ぐらい。来年は運転資金を確保するのが一層難しくなる」と覚悟している。』

 輸出に頼ってきた日本。輸出量の減少がそのまま末端で支えている中小企業に影響してしまう。ほんの一握りの大企業のためにと踏ん張ってきたのが、一瞬にして崩れ去ってしまう。そして、しわよせは派遣の人が一番先。住むところさえ奪われるのだ。

 一方で本当に地味ながら農業には人手がかかる。ところが収支は天候に左右される。首を切られたからと、今更田舎に戻って田畑を耕すなんてことは。。。そら、できまへんはなぁ。冬場殆ど雪に閉ざされてしまう地にあっては尚更。
 
 でも、食べるに困る。のは全てお金で買う生活だからじゃないのかなぁ。自給自足の生活だと、生活費はそんなにかからないし。と、子どもたちに高学歴をつけさせてあげたい親には田舎暮らしは駄目だよなぁ。

 フリーターだ、派遣だって一風カッコイイ。みたいにもてはやされたけど、結局は地に足が着いてなかったんじゃないかなぁ。なんて言うと酷過ぎる?でも、気象の変動でこの先食糧難。なんてことになったら、お金を積んでも買えない時代がやってくるかも知れないよ。どうする?
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