こんなタイトルを見つけたのは1月26日付け地元紙の地域ニュース欄。落語家の講演活動 として紹介されていた記事をそのまま引用させていただきます。

 亡くなった父親は晩年、おぼれるように酒を飲んでいた。「おれは死ぬ。あと10年もたたずに死ぬ」。毎日のように自宅居間で日本酒をあおっていた姿が目に焼きついている。上方落語の桂春菜さんが「笑いと健康」をテーマに講演活動を始めたのは、父のそんな生き方を見て育ったからだ。

 約3年前から関西の企業や学校で、自分の失敗談といった日常生活の話題などを取り上げてテンポよく話す。キーワードは、スマイル(笑顔)とサイコロジー(心理学)を合わせた造語「スマコロジー」、笑いが人の精神的な負担を減らすよう願いを込めた。春菜さんの活動をよく知る心理カウンセラーも「笑いは健康やストレスの減少と相関関係がある」と指摘。口コミで評判が広がり、引っ張りだこだ。

 講演会は笑いが絶えない。参加した大阪市の会社経営者は「確かに笑いは物事をスムーズに、仕事を効率的に進めるかもしれない」と納得していた。春菜さんは「笑いは心のバランスを保つために役立つ」と話す。だが笑いを提供する落語家にとっては悩みの種にもなる。

 51歳で早世した父も落語家だった。二代目桂春蝶(かつらしゅんちょう)。1980年代、テレビメディアに登場した落語家の先駆けだった。笑いの世界では、芸の腕が上がれば上がるほど、高座でもテレビでも、笑わせて当り前とみられる。芸を究めようとして精神的に追い込まれ、体を壊した。

 春蝶さんは「もう限界や」との父のつぶやきを何回も聞いた。だからこそ公園では、だれもが最高の仕事をするには「精神の平穏状態を保つことが重要だ」と強調している。

 父が逝って14年。今年、春蝶を襲名する。「笑いは大事だけど、笑うには心の余裕がいる。講演を通じそのお手伝いができれば」と語る。春菜さんに「笑う」をお題になぞかけをお願いした。「笑う」とかけて「金のしゃちほこ」と解く。その心は「なごやか、なごやか」。問い合わせは松竹芸能テレビ部?06・6649・8640

 笑いと健康 関西福祉科学大の清水彰学長(精神医学)によると、笑いは人間やサルにしかみられない表情の一種で、コミュニケーション手段という。笑うことで、コミュニケーションを図る際にかかる、自分と相手のストレスが軽減できると指摘する。』

 笑う門には福来る。ちょっと辛いことがあっても頭を切り替えて楽しかったことを思い出してみる。フッと笑顔がこぼれたらそれで良い。鼻歌まで飛び出したら尚素晴らしい気がする。