2月4日付け地元紙の子育て欄に、シリーズで載っている 元気になる親子塾 シリーズの23回目。副題に 安心できる関係が大切 と述べられていましたので、そのまま引用させていただきます。

 『このコラムを読んでいるお母さんの中には、お仕事を持ちながら子育てをしている人も多いかと思います。家事や仕事に追われ、限られた時間の中で子どもとかかわり、育てるのは大変なことが多いでしょう。

 朝は子どもの登校などの用意と自分の出勤準備で大忙し。「早くしなさい」と、つい子どもをせかしてしまいます。なかなか用意ができないとイライラし、最後には大声で怒って、親子ともども不愉快な1日のスタートになってしまいます。後になって、あんなに怒ってしまったけれど、大丈夫かしらと気になります。

 それでも夕方帰宅し、子どもが朝のことを忘れたように遊んでいるとホッとするのですが、今度は宿題が気になります。夕飯までに済ませてほしいのに、テレビを見ていたり、ゲームをしていたりすると、「まだ宿題をしていないの」「早くやってしまいなさい」と、また口うるさく注意することになり、夕方の忙しい時間にイライラ。翌日の用意に、食事、入浴、歯磨きもあり、子どもが寝付くまで気持ちが落ち着くことがありませんね。

 ある日、フルタイムでお勤めをしているお母さんが相談に来られました。「毎日怒りながら子育てをして、これでいいのか迷っています。時間に追われ、子どもに優しく接する余裕がなく、怒られ泣きながら寝てしまった子どもの寝顔を見ていると、親の都合で子どもに我慢をさせているのではないかとかわいそうになります。子どものために仕事を辞めたほうがいいのでしょうか」。涙を浮かべながらこう話されました。

 子どもを保育所や学童保育に預けると言うと、「子どもがかわいそう」と言われることがあります。「子どもは母親が育てるべき」という考えの人たちもありますが、必ずしもそうとは言えないのではないでしょうか。社会が女性の力を必要としている時代、母親になっても働き続けるのもライフスタイルの一つで、子どもが安心して暮らせる環境を用意してあげればいいと思います。母親とは違う人にお世話をしてもらうことの長所もたくさんあります。子どものことを客観的に知ることができ、家族以外の人たちとかかわる中で、多くの人間と接する経験を積むこともできます。

 子どもは与えられた環境に順応し、成長していきます。働いているので子どもの世話が十分にできないと、あせって口煩くなってしまうのではないでしょうか。子どもは、いつも一緒でなくてもお母さんが大好きです。時間の問題ではなく、安心できる関係が大切です。子どものできていないことばかりに目を向けないで、「あなたが頑張ってくれているから、お母さんもお仕事を頑張るね」と、少しでもできていることを認めてあげてください。子どもは安心して「協力」したくなりますね。(ファミリーカウンセラー・渡辺和美)』

 ここがお母さんの悩むところだと思う。核家族になって夫婦で子育てをしなければならない場合、仕事を辞めざるを得ないこともあるかもしれない。育児休暇なんてあっても職場環境により、自由に利用できない場合があったりする。また、せいぜいが1年間。長期にわたる場合は休職扱いになったりする。
 
 でも、例えば子育てであっても、高齢者の介護であっても、少しは離れられる時間も必要なのではないだろうか。決してサボるとか、そんなことではなく、気分を変える意味でも仕事を続けることは本人にとってもとても大切な時間な気がする。また、仕事があるからこそ張りが出て、家事なども段取り良く済ませようと努力できる気がするけど、どうなんだろう。

 折角一つ屋根の下にいても、知らない顔をされるよりは同年代の子どもがたくさんいる中で楽しいときを過ごした方が、その子にとっても良い環境な気がする。四六時中目も離せないのでは、子育てするお母さんにとっても大変過ぎる。